Profile

　ピアニスト　山本亜希子

                            Photo@Julien Mignot

　福岡県出身。４歳よりピアノをはじめる。

　
　桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学、同大学研究科卒業。その後チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院研究科修了、パリ国立地方音楽院(CNR）室内楽科、エコールノルマル音楽院でも研鑽を積む。

　

　ピアノを長谷川美智子、井口京子、練木繁夫、雨田のぶ子、M.ヴァスクレセンスキー、アンヌ・ケフェレック各氏に、室内楽を原田幸一郎、毛利伯郎、久保陽子、S.デヴィッチ、P.サラフ、エリック・ル・サージュ各氏に師事。

　NTTドコモ、明治安田生命クオリティオブライフ文化財団、ロームミュージックファンデーションより奨学金を授与される。平成１７年度文化庁芸術家在外研修員。

　

　
　２００２年、第５７回ジュネーブ国際音楽コンクール第２位入賞。

　２００３年、第２４回霧島国際音楽祭にて霧島国際音楽祭賞受賞。

　２００４年、第１４回ロベルト・シューマン国際コンクール優勝。ゴールドメダル受賞。

　２００７年、第１３回チャイコフスキー国際コンクール、セミファイナリスト。

　２００９年、第３２回ヴィットリオ・グイ国際室内楽コンクールにて第３位入賞（ヴァイオリンの矢野玲子とのデュオ、第１位なし）。

  　

 　
　これまでに日本（JTアートホール「期待の若手演奏家によるアフタヌーンコンサート」Vol.29&27、第７回大垣音楽祭新人コンサート、第７１回読売新人演奏会、皇居内桃華楽堂御前演奏会、第１９回水戸芸術館ATMアンサンブル演奏会、「JTが育てるアンサンブルシリーズ」Vol.14、NHK-FM「名曲リサイタル」・・など）をはじめ、ドイツ（各地でのリサイタル、Zwickau響とのコンチェルト、Festival Mecklenburg-Vorpommern出演）イギリス（Lake District Summer Music Festival、City of London Festival出演、BridgeWater Hallリサイタル）フランス（La Folle Journee、La Roque D’antheronはじめ多数）ベルギー（Concert MIDI リサイタル）ウクライナ（第２＆４回国際ピアノフェスティバル出演）など、世界各地で数多くの演奏会に出演している。

　
　2005年より度々共演を重ねているエベーヌ四重奏団（Quatuor Ebène)とレコーディングを行ったブラームスピアノ五重奏曲のCDがVirginクラシックより2009年9月にリリースされ、世界各国で高い評価を得た。


　現在パリ在住。ヨーロッパ、日本を中心にコンサート活動を行っている。